2006年11月01日

パリの現実に落胆、「パリ症候群」の日本人観光客

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inunokuso.jpg パリを訪れる日本人観光客のうち、年間約12名が思い描いていたパリとはかけ離れた「不親切な市民」、「汚れた道路」などを見て落胆し、心理療法が必要な状況に陥るという。

 ディマンシュ紙は精神科医の発表を引用、「3分の1はすぐに回復し、3分の1は病状が再発します。残りの人たちは精神性的疾患を患っているのが現状です」と報じている。

 パリ日本大使館の発表によると、今年に入ってからすでに「パリに期待を裏切られた」4名が日本に送還されたという。そのうち2人の女性は、宿泊先のホテルで盗聴被害にあったと話しているそうだ。また他の2名については、一人は自分がルイ14世だと信じている男性、もう一人は電子レンジから何らかの攻撃を受けていると主張する女性であることを大使館側は明らかにしている。

ソース

総評:
 まあ、世の中たいていこんなもんです。
 美しい写真に惹かれて行ってみたら、それほどでもなかったなんて話はザラにあります。
 でも、よく考えてみれば当たり前なんですよね。
 プロのカメラマンが、一番美しい景色を写真にとって来ているわけで、その光景がその場所で最高の光景というわけです。
 ですので、それ以上というのは見る事が出来ず、結果がっかりというのは仕方のない事です。
 沖縄の宣伝で、オーストラリアの写真使ってたなんて事がありましたが、それは怒ってもいいと思います。

 遠くの国であればあるほど、幻想は膨らみます。
 中国人のイメージは、人民服来ている人ですが、今時そんなもん着てる人はいません。
 それどころか、上海っ子はここに住んでいる事をアピールするために、パジャマでうろうろするのが流行っているという始末です。

 ならばもっと遠いフランスには、もっと夢が託されます。 
 しかし現実は、エレガントなはずのフランス人が、実はキャプレン翼にのめり込み、セーラームーンのコスプレをしたりしています。
 別に彼らは、観光局の役人ではないので、好き勝手生きたいように生きているのが当然であり、文句言われる筋合いはありません。
 夢見がちな観光客は、あまりのギャップに打ちのめされ、よろよろと三歩後ずさったところで、パリ名物犬のクソを踏んで一丁上がり。
 現実に気づいたところで、あとは適当に記念写真取って、「ご飯たべたーい」とか言って帰りの飛行機に乗って帰っていくでしょう。
 ですから、海外旅行はあんまり期待を持って行ってはいけないんです。
 期待を持ってはいけないからといって、南アフリカ共和国をダンテの地獄門にたとえるのは失礼すぎますが。w

 *南アフリカ共和国:銃で脅すよりも射殺してから財布を盗んだ方が早いと考える、合理的な考えの人たちが住む国。
 国境から200m先に安全地帯のホテルがあるが、タクシー代をケチって突っ走る人は、たいてい途中で殺される国です。

 話が長くなりましたが、パリに来て非常にショックを受けた日本人たちにどうすればいいかという話でしたね。
 彼らが何と言っているかを聞いてみますと、

「一人は自分がルイ14世だと信じている男性、もう一人は電子レンジから何らかの攻撃を受けていると主張する女性であることを大使館側は明らかにしている。」

 ・・・パリに来たこと全然関係ないじゃん。w

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posted by munimuni at 02:06| 埼玉 🌁| Comment(10) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その国の美しいところだけを見て賛美するやつですね。んで、日本に帰ってきたら、その国と比較して「これだから日本は…」と国際人を気取りたいアホウ。

その国の良いところ悪いところ、両方ひっくるめて受け容れることができんのなら、海外旅行なんかやめちまえばいい。
オシャレがパリの魅力なら、クソまみれなのもパリの醍醐味。両方まとめて味わっていけばいいじゃない。
ハワイに出かけて「暑いからダメ」といってクーラーの効いたホテルに閉じこもってるバカがどこにいるか。いるかもな。
Posted by バルタ at 2006年11月01日 03:32
フランスにリピーターで行きたいなどと能天気な事を言うのは、怖い思いや不快な思いをしないで済んだからです。
私自身は、身近な者に相談されたら
1位 韓国
2位 中国
3位 フランス
の順番で嫌な思いをするから、『行くのはやめろ』と言ってあげています。
Posted by 鬼作 at 2006年11月01日 17:20
まあ、海外旅行に余計な夢を抱くなってことですね。
旅行番組やパンフなんか良い場所といい人しか写していないんです。九割方やらせなんですよ、悲しいことに。
文化や生活様式が多少違えど、住んでいるのは、良かれ悪かれ“人間”に過ぎないんです。



ところで、何処をどう間違えば「自分はルイ十四世」だの「電子レンジから攻撃される」だのといった珍奇な妄想を持ち帰ってしまうのでしょうか?

夢と妄想の化学反応ww?
Posted by 山羊の黒子 at 2006年11月01日 19:50
口コミやメディアで評判が良くても自分にとって合うかどうかはまた別問題ですよねえ。個人の好き嫌いがありますから。自分の眼で確かめて結論が出たんだからいい勉強にはなったんじゃないですか。
文化や歴史に興味がある人間にとっては普通に海外に限らず旅は魅力的なもんだと思います。風景も人によって感じ方はいろいろでしょう。透き通った南洋の海を見るのが好きな人も居りゃあ工場のメカニカルな雰囲気に魅かれる人もいます。同じ地点でも人によって引きつけられるアングルは違うはずです。


>南アフリカ共和国をダンテの地獄門にたとえるのは失礼すぎますが。w

地獄篇第三曲の
「我を過ぐれば憂ひの都あり、我を過ぐれば永遠の苦患あり、我を過ぐれば滅亡の民あり 

義は尊きわが造り主を動かし、聖なる威力、比類なき智慧、第一の愛我を造れり 

永遠の物のほか物として我よりさきに造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ」

ってやつですな。いつ読んでもすげえ文章です。(光栄はどういうつもりでゲーム化したんだか)

地獄を旅するダンテにはヴェルギリウスというすばらしい案内役とベアトリーチェの守護がありましたが南アフリカにそれはあるのでしょうか…。





Posted by てーとく at 2006年11月02日 23:28
ちと調べてみたらtravelの語源はラテン語のtrepalium(拷問具)に遡るとか。フランス語のtravail(仕事、骨折り)も語源は同じ。旅って楽しみではなく苦しみだったってことですな。
Posted by てーとく at 2006年11月03日 15:53
 >バルタ様
 ハワイに出かけてクーラーの効いたホテルに閉じこもってるバカ

 いそうですよね。
 あと、日本語通じるホテルから一歩も出ないなんてひと結構いるかも。

 >鬼作
 韓国は、おみやげ屋に連れて行かれて、水晶と高麗青磁の茶碗を高値で売りつけられるのがデフォルトのようですね。
 フランスだと、日本人差別されてるのに気づかなくてそのまま帰ってくる人いそうじゃないですか?

 >山羊の黒子様
 まあ、海外旅行に余計な夢を抱くなってことですね。

 あんまり期待しすぎると後が続かないから、抑えてねって感じで呼んで頂ければ。(文章下手でそこまで伝え切れませんでしたが)
 海外旅行は、成田に行ったときが私的にはクライマックスだと思ってます。

 >てーとく様
 旅は魅力的なもんだと思います。

 確かに私もそうだとは思ってます。
 ただ、日光の眠り猫とか行ってみたらがっかりというのがあるので。
 現実の光景が、想像を上回るのってそうそう無いですからね。

 旅って楽しみではなく苦しみだったってことですな。

 これはキャラバンとかやってる人たちから言葉が来たんでしょうか?
 仕事しないで旅行に出かけられるって、今も昔もいい身分だと思うんですけどね。
Posted by 管理人 at 2006年11月04日 19:26
>ただ、日光の眠り猫とか行ってみたらがっかりというのがあるので。

その辺も個人の好みが大きいですしね。造形に興味があるかどうかで捉え方も違ってきますし、さらに興味がある人でも表現法の好みとかありますから。

>現実の光景が、想像を上回るのってそうそう無いですからね。

世の中にはモザイクがないと興奮しない人とかいるそうですねえ。

>これはキャラバンとかやってる人たちから言葉が来たんでしょうか?
>仕事しないで旅行に出かけられるって、今も昔もいい身分だと思うんですけどね

キャラバンかどうかまではわかりませんでした。旅の目的も聖地巡礼、商売みたいなものから戦争や災害で住む場所を追われた流浪の旅もあるでしょう。ただ治安や衛生事情などを考えると目的のいかんに関わらず大変なものだったのではないかと思います。
Posted by てーとく at 2006年11月05日 16:52
 >てーとく様
 その辺も個人の好みが大きいですしね。造形に興味があるかどうかで捉え方も違ってきますし、さらに興味がある人でも表現法の好みとかありますから。

 いえ、私のはもっとレベルが低くて、小さすぎてよくわからなかったんですよ。
 「猫いねーじゃん」てなって。
 鴨居の上にあったせいか、小学生の時背が低くて見えなかったんです。w
Posted by 管理人 at 2006年11月10日 22:23
こんにちは。私も学生時代にパリに旅行に行って、英語が通じない(当たり前ですが)、郵便局のお姉ちゃんが怖くて不親切、寒い(真冬だった)、金がなくておいしいものが食べられない、という思いをして一度パリが大嫌いになりましたが、やはり憧れは捨てられず、その三年後にリベンジ旅行したら、パリ、やっぱりよかったです。ガイドブックに「警察官はたいてい集団で歩いていて、中に必ず英語をしゃべれる人がいるから困ったら警官を頼れ」と書いてあったのですが、その通りで、親切に道を教えてもらいました。ベルサイユ公園で迷子になって、唯一辺りを歩いていたおばあさんに道きいたら、身振り手振りで必死にフランス語で教えてくれました。
変な妄想をせずに体当たりでいけば、何とかなるし、楽しい街だと思います。
Posted by notam at 2007年02月02日 19:59
 >notam様
 楽しいパリ旅行良かったですね。
 聞いた話では悪くても、思い切って飛び込んでしまえば活路は開かれると言ったわけですね。^^
 
Posted by 管理人 at 2007年02月08日 22:05
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パリ症候群
Excerpt: 日本人旅行者、夢と現実のギャップで「パリ症候群」 http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200610230035.html [パリ 22日 ロイター] パ..
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Tracked: 2006-11-03 01:08
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