2006年11月20日

まぼろしの切手(5900万円)で不在者投票 米中間選挙

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maborosinokitte.jpg 切手収集の世界で最高に珍しく貴重なものとされており、莫大な値がつく一枚が、米国で7日に行われた中間選挙の不在者投票を送るのに使用されているのが見つかった。

ブロワード郡の選挙管理人ジョン・ロドストロムさんは、フォートローダーデールで南フロリダ州からの不在者投票を集計していた際、大きな封筒に「逆さまジェニー」と呼ばれる1918年発行の切手が貼られているのに気がついた。

この切手は複葉機の図版がミスプリントで上下逆さまに印刷されているもので、これまで100枚だけしか存在が確認されていない。

他には1930年代の切手2枚と第二次大戦時代の切手1枚が貼られており、4枚のビンテージ切手の額面価格は合計87セント(およそ102円)だったそうだ。

ロドストロムさんは少年時代に切手収集を少々かじったことがあるそうだ。
「私は、“なんてこった、この切手は知ってるぞ。どこかで見たことがある”と思いました。名前は忘れていたけれど、逆さまの複葉機の切手があって、それがすごく珍しいということだけは記憶にあったのです」

差出人住所もなく、投票者の身元を確認できる情報が一切なかったため、投票も無効となった。ロドストロムさんは封筒の消印を確認しなかったそうだ。

選挙管理人たちは火曜日の投票結果を確認するので忙しく、切手の真贋を確認している暇がないと、ロドストロムさんはロイターに語った。

昨年、4枚つづりの「逆さまジェニー」が300万ドル(3億5000万円)近くの価格で売れた。火曜日の夜に発見された「逆さまジェニー」がオークションで販売されたら、ブロワード郡におよそ50万ドル(5900万円)の収入をもたらすだろう、とロドストロムさんは言う。
「現在、それは国有財産になりました」

通常、切手の上に消印が押されると価値は落ちるが、この一枚にまつわるエピソードと、さらに他の古い切手数枚といっしょに貼られているということから、価値はむしろ高まるかもしれない、と彼は語った。

間違えてこの切手を使用したと主張する人が現れても、その人に返還されるかどうかは疑わしいと、ロドストロムさんは言う。
「それを証明するのは難しいです。アルツハイマー症だった、と言うしかないのでは」


maborosinokitte2.jpg
「逆さまジェニー」

ソース

続報
先週、中間選挙でフロリダ州の有権者が不在者投票を送るのに、「逆さまジェニー」と呼ばれる1918年発行の稀少な切手が貼られていた「事件」に関して、米切手収集協会(APS)は14日、問題の切手は模造である可能性が高いという見解を明らかにした。

同協会の専門家がフォートローダーテールで見つかった投票用封筒に貼られた切手の写真を詳細に分析した結果、いくつか矛盾点が見つかり、模造であるとほぼ断定した。

「逆さまジェニー」は、複葉機の図版がミスプリントで上下逆さまに印刷されていることから、その名前が付いた。これまで100枚だけしか存在が確認されていないことから、切手収集の世界では極めて稀少な切手とされている。

ピーター・マストランジェロAPS会長によると、予備分析の結果、問題の切手は本物のジェニーと比較して紙の厚さ、使用されている青インク、ミシン目などが異なっており、これまでの知られている模造品とよく似た特徴を持っていることがわかった。

最終的には、専門家が実物を鑑定して、結論を出す。

「逆さまジェニー」は一枚でも30万ドル(約3500万円)の価値がある。昨年、4枚綴りのジェニーが、別の稀少切手と交換され、300万ドル(約3億5000万円)の価値があるとされている。

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posted by munimuni at 00:59| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミスプリントでも珍しくて枚数が少ないから「1枚で3500万の価値!」 印刷機の故障?でプリントミスした切手にそんな高額の値が付くなんて操作した方は考えても見なかったでしょう。 切手に詳しくはないのですが、「見返り美人、ビードロを吹く女」兄が1枚づつ持っています。それほど高値は付いてないんですね。 私の持ってる切手は「浮世絵の女」では1957年の「鞠をつく女」が一番古いです。「五銭切手」が1枚だけありましたが古いだけでは価値が無いのでしょうね。
Posted by 笑いババ at 2006年11月22日 11:52
失礼しました。「鞠をつく女」と書きましたが、正しくは「まりつき」でした。
東海道シリーズの切手は全部はありませんが浮世絵の切手はいいものですね。 収集癖は失せつつありますがどれも手放せません。
ここ数年は郵便局に行く度に新しく発売された物を数枚づつ買っています。見てるだけで楽しいので。


Posted by 笑いババ at 2006年11月22日 14:03
 >笑いババ様
 日本の切手は価値だけではなく、風情を楽しむのも一つの楽しみ方でしょうね。
 
 残念ながら、20年前に比べて値上がりした切手と言うのは極一握りのようです。
 見方を変えれば、今がチャンスでは?
Posted by 管理人 at 2006年11月27日 15:32
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